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過去のホームページ

 2012年からしばらく使っていたホームページ。数年前から更新停止し、見えない状態でした。

サーバーでデザインと編集が完結するタイプのサービスで作ったもののひとつ。ある程度まで作り込んだけれど、なんだか納得がいかず非公開のまま放置した。各社のサービスを試したんだけれど。どうもね。

ホームページ紹介

このヘンテコなHPの成り立ちのことなど

 こんにちは。所英明です。

 ホームページをつくるのは何度目なんだろう?
 そう考えてみると結構な数、作っては壊し、を繰り返してきたような気がする。その中にはオンライン古書店の銀河望遠鏡のものもあるし(今回、その時のイメージを再活用している部分もある)、市民活動の中で団体のホームページをつくったこともある。いや、最初は大学のホームページだったな。たぶん、1996年〜7年くらいのことだ。勤務していた大学の広報室相当の部署にいたぼくは、Windows 95と共に突如始まったホームページ作成のブームの中で、ほとんど知識も無いのにホームページを立ち上げることになった。
 今思い出してもひどい話だが、たぶん無料で使えるホームページ作成ソフトを使って、大学新聞でも作るような形で(つまり、ぼくは当時大学で学生向けの大学新聞を毎月発行していたわけだ)とりあえずホームページらしきものをつくったわけだ。ところが、つくったのはいいけれど、組織図とかを開こうとすると、その画像が開くのが極端に遅い。
 たぶん、通信環境が今に比べて極端に脆弱だった、ということもあったのだが、そもそも実は、画像を軽くする、ということを知らなかったのだ。ペーパーの組織図をスキャンしてそのまま載せていた。Photoshopなんて持っていなかったし、あまりにも知識不足だった。

 みんなで、なんでこんなに時間がかかるんですかね〜、とか不思議がっていたことを思い出す。いやはや、ある意味では牧歌的な時代だった。

 それから幾星霜。
 色々なものが変わった。ホームページ自体がいささか古ぼけた色彩を帯び始めているような気がするくらいだ。今や様々なタイプのSNSが全盛の時代だ。SNSだって、広義のホームページであり、その孫世代くらいの形態なのだ、と言えなくも無いのかもしれないが、ホームページ作成ソフトを使い、パソコンに保存して、サーバーにアップして公開‥‥なんてことは、企業レベルではともかく個人ではほとんどしなくなってしまった。今ではサーバー上で直接テンプレートをいじって公開まで持っていくタイプのサービスが流行りである。

 確かに、便利で簡単でデザインもいい。
 ぼくも試してみたことはある。
 しかし、今回は実は、旧来の手元で作って自分のサーバーにアップロードするタイプのソフトを使っている。なんだか、アナログな感じがするのがいい。というか、やることを限定した上で、ちょっとレトロなホームページをつくりたいと思ったのだ。

 さて、どうなりますことやら。

 とは言え、流石にソフト自体は進化していて、慣れてきたら使い勝手はかなりよさそうです。少しずつ、作っていきたい。怠け者のぼくでも、続くかな〜。
                  (2021.2.21  所英明)