03/07/2021

 中原ふれあい防災公園の外れにあるサスティナ実験広場に、この5月公園管理棟が建てられた。
 建てられた経緯には、なかなか複雑なものがある。それを今語ることは控えておきたいが、その過程に深くかかわったのが、この「サスティナインフォメーション」の発行団体である特定非営利活動法人の牧場跡地の緑と環境を考える会です。

 その会の代表をしている永田さんからお声掛けを頂き、昨秋から会の会議などに折々参加させて頂き、公園管理棟が建てられる過程も遠くから見守ってきた。(実は、しっかりとした作りだけれど、基本はユニットを組み合わせるプレハブ工法だからつくり始めると早い)
 準備段階から4月のプレオープン。さらに5月のオープンにかけて、市役所との折衝や会内部の意見の集約等に大変な努力を積み重ねてこられてきたことはそれなりに近くから拝見してきた。

 もともと、会の名称にあるように緑や環境を考える団体が、曲がりなりにも地域に開かれたホールの運営を市から委託されて行う、というのは何もかも初めてずくしの経験が続くということであり、試行錯誤や団体内の軋みも覚悟しなくては出来ないことだっただろうと推測できる。というか、実際にそうだし、今もその中で苦労されている途中なのだ。
 そんな中で、ぼくも会の一員になり、ぼくの出来ることをすることになった。正直に言えば、また手に余ることに手を出してしまったという負担感はあるものの、そうも言っていられないという気持ちが勝った。

 オープンのポスターをつくったり、Wi-Fiを設定したり、前任者から引き継いでニュースレターの編集をしたり、……しばらくは落ち着かない。会の皆さんの努力が実って、地域の方に親しまれるホールになると良いのだけれど。