⑩ やさしさの四極構造

26/03/2021

 実はぼくは、「やさしさと親切の精神史」というタイトルになるはずの論考をずっと前に構想したことがある、というかある程度書いたし、一度は小さな集まりで発表もして、結構好評を得たこともある。だが、その後情けないことに進捗せず、現在に至るまで放置している。
 この図は、この論考の中でも触れるはずの栗原彬さんの著作からインスパイアされてぼくが図解化したものだ。庄司薫の「やさしさ」に対して、村上春樹は「親切」を対置した、というのがぼくの理解であり、その村上春樹の親切を位置づける、その試みのひとつ、が上図になる。
 いつ、この論考を仕上げることが出来るのか。
 そんな日が、来るのだろうか?
 なんだか、いささかあやしくなってきた、今日このごろではある。